こんにちは、みつです。
頭痛持ちの皆さんの中には、気圧の変化に敏感で頭痛になりやすい方はいらっしゃいませんか?
台風や低気圧、雨が近づいてくると敏感に反応して頭痛が出てくる方もいらっしゃいますね。
私の場合は、気圧の変化で鼓膜が敏感になってしまうので、飛行機だけでなく、高速エレベーターや自動車で峠を走っている時などにも耳が痛くなることがあります。
酷い時は、トイレのドアを強く閉めた時にも、鼓膜がギュってなります。
気圧の変化で、耳の聞こえが悪くなるので、「耳抜き」をするのですが、うまくいかないことも多いです。
耳抜きがうまくいかないと、こめかみあたりの頭痛に発展してしまうこともあります。
そこで、今回は飛行機に乗った時に使ってみた「魔法の耳せん」をご紹介したいと思います。
気圧の変化で耳が痛くなる仕組み
飛行機に乗った時に耳が痛くなるのは、飛行機の上昇や下降によって機内の気圧が変化することによって起こります。
気圧の変化によって、中耳にある空気が膨張や収縮をし、中耳が炎症を起こすために耳が痛くなります。
通常は機内の気圧と中耳内の気圧を同じにするため、耳管が開きます。
しかし、風邪をひいていたり、アレルギー性鼻炎や鼻づまりがあると、耳管が開きにくくなり、気圧差が生まれ、耳が痛くなりやすくなります。
なぜ魔法の耳せんが気圧の変化に効果があるのか
まず、通常の耳せんと比べると特殊な形状をしています。
この形状には意味があり、気圧を調整するフィルターが内蔵されています。
このフィルターによって、外気圧と中耳内の気圧を調節してくれるため、気圧差による耳の痛み、片頭痛が軽減されるという仕組みになっています。
この魔法の耳せんは、気象病、天気痛の専門医師が監修しており、従来の耳せんだと周囲の音や声が聞き取りにくいという問題も、気圧調整フィルターがあることで、密閉性と聞き取りにくさの改善を両立させています。
実際、片頭痛に悩む人の81%が、頭痛の痛みが軽減されたと言われています。
スマホアプリ「頭痛ーる」と連携して、気圧の変化に合わせて使ってみるとよいとのこと。
また、飛行機などによって機内の気圧差から耳痛、頭痛が起きるのも軽減できるとのことです。
魔法の耳せんを使ってみた感想
実際に飛行機に乗る機会があったので、どのくらい効果があるか、検証してみました。
約2時間くらいのフライトで、耳せんをつけた状態で機内に乗り込みました。
耳の中の密閉性はしっかりと保たれており、周りの声や音が聞こえにくいということもありませんでした。
離陸が始まって、しばらくの間は、痛みもなく、快適な空間を満喫していました。
それからほどなくして、着陸態勢(徐々に高度を下げていく)になると、耳に痛みが出てきました。
アレ?
と思いましたが、しばらく我慢して、様子を見てみました。
また少しして、さらに痛みが増してきたので、ひとまず、耳抜きを実施。
耳抜きで、少し痛みが治まりましたが、今回の私の場合は効果を実感することができませんでした。
天候や体調によって、実感しづらいこともあると思います。
飛行機の時だけではなく、低気圧や台風が接近している場合、就寝時にも効果を発揮してくれるため、試してみてはいかがでしょうか?
どうしても気圧変化で耳が痛くなる時は…
飛行機に乗った時などで、どうしても耳が痛くなる場合は、以下のことを試してみて下さい。
あくびをする
あくびをすることで、体内に空気を取り込んで気圧差を調整してくれます。
意識的にあくびをするのは難しいですが、あくびが出ると確実に耳(鼓膜)の違和感は解消されます。
つばを飲み込む
つばを飲み込むという動作が、耳管を開くのを助け、気圧差を整えてくれます。
耳管が開きにくい人は、効果が出づらいかもしれません。
飴をなめる
飴をなめると、必ずつばを飲み込む動作を伴います。
したがって、同じように耳管が開くのを助けてくれます。
耳抜きをする
耳抜きは、いくつか方法がありますが、一番ポピュラーなのは「バルサルバ法」と呼ばれるものです。
ダイビングをする方は、講習で必ず行うと思います。
1. 口から軽く息を吸う
2. 口を閉じ、鼻をつまむ(できれば目も閉じる)
3. その状態で、つばを飲み込む(ここで治る人もいます)
4. その状態で、鼻をかむように、息を吐く
この時、耳から息が出るように意識して、強く吐かないように注意します。
強く息を吐いてしまうと、鼓膜や内耳を傷つけてしまうことがあるので、気をつけましょう。
まとめ:魔法の耳せんは、低気圧、台風、睡眠時にオススメ
「魔法の耳せん」は、通常の耳せんと違い、密閉性が高く、気圧調整フィルターが内蔵されているため、外気圧と内耳の気圧を一定に保ってくれています。
これによって、低気圧や台風などの気圧の変化、飛行機や新幹線などの機内の気圧変化に効果を発揮してくれます。
私の場合は、残念ながら飛行機に乗った時にはその効果を実感することは出来ませんでした。
飛行機の場合は、気圧の変化が激しいのかもしれませんし、飛行機は平気でも低気圧はダメという方もいるかもしれませんね。
いずれにしても、外気圧と内耳の気圧を一定に保つことで、痛みを和らげることができます。
低気圧や台風、睡眠時に耳や頭が痛くなる方は、選択肢の一つとして試してみる価値はあるかもしれません。
天気痛ドクター佐藤純医師監修 つけるだけで偏頭痛バスターズ 魔法の耳せん ー アメリカNo.1の耳せんメーカーと開発! 81%の人の偏頭痛が改善した ([バラエティ])