こんにちは、頭痛解消ラボのみつです。
先日、9月6日の午前3時8分、北海道胆振東部を震源とする大きな地震が発生しました。
この地震によって、北海道の電力半分を賄っていた苫東・厚真火力発電所がダウンしてしまい、他の発電所が高負荷となって、日本国内初のブラックアウトが発生してしまいました。
北海道の9割以上に当たる、およそ295万戸で停電となりました。
震源に近い、厚真町、安平町、むかわ町など、甚大な被害が発生しました。
札幌でも、各地で液状化現象が起こり、避難を余儀なくされた方が大勢いました。
私の住んでいる地域では、断水もガス漏れも無く、停電だけでしたので、それほど大きな被害ではありませんでした。
しかし、信号機も止まり、コンビニやドラッグストア、ホームセンターや大型スーパーなども営業中止。
一部開店しているところもありましたが、一様に商品が無くなっていました。
お酒を扱っているコンビニなどでは、ビンが落下して割れ、散乱していました。
テレビの報道などで震災の被害状況を見聞きしていましたが、実際に目の当たりにしてとても大きな衝撃を受けました。
大規模な停電の影響は、交通機関にも現れました。
北の玄関口、新千歳空港は震源地にも近く、大きな被害があり全面運行停止となりました。
また、JRやバス、路面電車、地下鉄も電力供給が無いため全面運行停止となってしまいました。
車もタクシーもスタンドが動かないため、利用を控えざるを得ません。
工場なども全て止まってしまい、一部の自家発電可能な設備を持っているところ以外はストップしていました。
2年前は、台風の被害でジャガイモが収穫できず、ポテトチップスが消えたことがありましたが、今回の地震と大規模な停電で、物流がストップしてしまったことで、ほぼ全ての商品がお店から消えました。
中でも深刻だったのは、生乳でした。
工場はストップ、牧場の搾乳機も停電のため動かず、発電機などで搾乳機を動かしたら、手搾りで搾乳できたとしても、冷却用のタンクも停電で動かない。
仮にタンクに貯蔵できたとしても、工場がストップしているため、生乳の受け入れ先が無いという状況。
搾乳できないと、乳牛は乳房炎という病気になってしまうそうです。
したがって、牧場関係者は、泣く泣く搾っては廃棄するという作業を繰り返していたそうです。
停電は2日ほどで解消されましたが、すぐに商品は店頭には並びませんでした。
たとえ並んだとしても、すぐに売り切れてしまうという状況がしばらく続きました。
私は震災後、軽いめまいと頭痛、倦怠感に襲われました。
震災による被害は少なかったので、大きな被害に遭われた方と比べてしまうとどうしようもありませんが、地震の被害による極度の緊張状態、そこからの解放、またちょうど季節の変わり目ということもあり、体調不良が続いていました。
こちらのブログも書く気力が生まれず、しばらくお休みしていました。
最近になって、ようやく振り返って記事を書くことができるようになってきたので、またこれから少しずつ記事を書いていこうと思います。