こんにちは、みつです。
頭痛は、日本人のおよそ4割が頭痛に悩まされていると言われています。
(頭痛の有病数は諸説あります。)
これだけ多くの人が頭痛で悩まされているのには、きっと共通する根本的な理由があるはずだと考えてしまいます。
例えば、
・生活習慣
・運動不足
・ストレス
などなど・・・。
スポーツ選手の中にも頭痛で悩んでいる方もいらっしゃるようなので、運動不足が大きな要因ではないようにも感じます。
もちろん、運動不足によっても頭痛になる場合もあるので完全に否定するわけではありません。
また、生活習慣といっても、食生活や睡眠時間、日常の姿勢など、多くの要因を含んでいます。
今回は、食生活の中でも特に、頭痛の要因として挙げられているマグネシウム不足について、お話したいと思います。
マグネシウムとは
みなさんは、マグネシウムと言ったら、どんなことを思い浮かべますか?
私はマグネシウムと聞くと、中学生の頃、理科の授業でマグネシウムリボンを酸素を貯めたビーカーの中で燃やすという実験を思い出します。
昔はカメラのストロボ(フラッシュと言った方が分かりやすいでしょうか)は、マグネシウムを焚いて発光させていました。
あ、私の時代はもう電池でしたよ。
マグネシウムは、原子番号12、元素記号Mg、金属元素、軽金属に分類されます。
水素や塩素、酸素に反応しやすく、化合物として利用されることが多いです。
化合物は、医薬品や食品などで利用され、食卓塩やにがりなどは、塩化マグネシウム、酸化マグネシウムが主成分になっています。
ミネラル成分のひとつであり、重要な栄養素として数えられています。
このマグネシウムが不足すると、心疾患、神経・精神疾患、血管や骨に影響があります。
マグネシウムの働き
マグネシウムは身体の中にある300種類もの酵素に関わっていると言われています。
人間の身体にとって多くの機能に働きかけていますが、そのうちのいくつかを挙げてみます。
・たんぱく質の合成
・神経のコントロール
・血圧の調整
・筋肉の収縮
・心機能の維持
これらの働きだけみてもかなり重要なポストを担っているのが分かりますね。
マグネシウムが不足すると、様々な部分に影響してきます。
しかし、過剰摂取すると下痢をしてしまうこともあるので、他の栄養素とバランスよ摂取する必要があります。
頭痛への影響
上に挙げたとおり、神経、血管、筋肉に影響を及ぼすため、マグネシウム不足は、頭痛を引き起こす要因のひとつになっていることが分かると思います。
神経伝達のコントロール
神経伝達のコントロールに作用するため、マグネシウムが不足すると自律神経を不安定にさせてしまいます。
そのため、不眠や食欲不振、ストレス、痛みの感受性が高くなってきます。
血圧の調整
マグネシウムは、血圧を一定に保つ作用があるので、不足してしまうと不整脈等の原因にもなってしまいます。
血管の拡張や収縮にも作用するため、片頭痛の原因にも影響していると考えられています。
マグネシウムを摂取することで、血管の収縮や拡張を正常な状態に整えてくれます。
筋肉の収縮
また、マグネシウムは筋肉の緊張をほぐす効果があります。
不足してしまうと、筋肉が緊張しやすくなってしまい、肩こり等にも影響が出るため緊張型頭痛の原因にもなってしまいます。
マグネシウム不足の解消
マグネシウムを多く含む食品は、のり、わかめ、こんぶ等の海藻類、アーモンド、ひまわり、ごま等のナッツ類があります。
ミネラルウォーターにもマグネシウムが含まれる硬水という種類の水があります。
なかなか食事だけでマグネシウムを補給しようとすると難しいのですが、サプリメントを上手に使えば不足分を補うことができます。
まとめ
私は先日、ズキガードというサプリメントを試してみました。
その効果については、今後どこかで紹介していきたいと思います。
サプリメントのメリットとしては、マグネシウムだけでなく、カルシウムやその他の頭痛に良いとされるハーブ等がバランスよく配合され、効率よく吸収できるようになっています。