こんにちは、頭痛解消ラボのみつです。
以前、テレビで片頭痛にはクラシックよりヘビメタが効くという話題を取り上げていました。
片頭痛を経験されている方は、ご存知かと思いますが、頭痛が起きると音、光、匂い、気圧、周りの色々な刺激に過敏になり、その刺激によって頭痛が悪化します。
私の場合は、光と匂いに特に敏感になってしまいます。
果たして、本当に片頭痛にヘビメタが効くのでしょうか?
今回は若干懐疑的なところからスタートして検証してみたいと思います。
片頭痛がヘビメタが効く仕組み
テレビに出演していた専門家の話では、頭痛が起こりそうになったら、クラシックを聴くよりもヘビメタの方が良いということでした。
片頭痛の原因は、血管が拡張して神経を刺激するためと言われています。
クラシックは、転調が多いため脳への刺激が強過ぎる。
一方ヘビメタは転調が少なく単調で激しい曲調が多いため、脳には適度な緊張感があるということです。
ここで気になる点がいくつかあります。
ひとつ目は、頭痛が起こりそうになった時に言及しているということ。
片頭痛が発症してからでは遅いのではないかということです。
片頭痛が起きると、音にも敏感になってしまいます。
出来るだけ静かなところで安静にするのが、片頭痛解消には最善の策かと思います。
もうひとつは、聞く時の音量と時間に言及していない点です。
クラシックは、歯医者などに行くと、あまり大きくない音量で静かに流れていますよね?
片頭痛が起きてくると、大きな音どころか、日常の音にさえ過敏になることがあります。
ヘビメタを片頭痛の軽減に利用する際に、どのくらいの音量で、どのくらいの時間聴けば、効果があるのでしょうか?
ヘビメタは本当に片頭痛に効くのか検証
私は片頭痛があるので、実際にヘビメタを聴いてみて片頭痛が治まる、または軽減されるのか、検証してみたいと思います。
今回は、頭痛が発生する前の状態、少し頭が重たい感じのところで、スマホからヘビメタの楽曲をYoutubeで適当に再生し、イヤホンをつないで聴いてみました。
音量は、控えめな感じにしています。
どのくらいの時間聴くと効果があるのか分からないので、とりあえず30分程度のものを再生して聴いてみました。
結果的には、聴いている途中で寝てしまったので、ヘビメタの効果か、寝たことによる効果なのか、判断出来ませんが、起きた時には頭の重たい感じは無くなっていました。
まとめ:今回の検証では判断出来ませんでした
片頭痛は、血管が拡張して起こる頭痛と言われています。
その片頭痛を解消するには、血管を収縮させるように対策することになります。
ヘビメタは、転調が少なく単調ですが、激しい音楽なので、脳が適度に緊張する(ストレスを感じる)ため血管が収縮すると考えられています。
個人的には、ヘビメタという音楽のジャンルは得意な方ではないので、好きな人と嫌いな人では、脳の反応も違うんだろうな。
という感じはしました。
きちんと検証するのであれば、どのタイミングで、どのくらいの音量で、どのくらいの時間を聴いて、血圧や体温などの変化を診る必要があると思います。
今回の検証では、ヘビメタを聴きながら寝てしまったので、何とも言えませんが、結果としては頭の重たい感じは、治まりました。
また別の機会で検証することがあれば、ご紹介したいと思います。