こんにちは、みつです。
私は、週末になると頻繁に頭痛が発生してしまいます。
大抵は、頭痛薬を飲んで乗り切ることが出来ますが、ひどい時は市販の頭痛薬が効かなくなり、吐き気を伴うこともあります。
実際に吐いてしまうこともしばしば・・・。
そんな時は、もう部屋を暗くして布団に潜り込んで寝るしかないです。
半日ほど寝て過ごしていると、次第に痛みも治まってきます。
もうそうなってしまうと、その日1日を棒に振ってしまい、せっかくの週末を損した気分で気持ちも落ち込んでしまいますよね。
何で自分は、毎週のように週末になると頭痛になってしまい、せっかくの週末を無駄に過ごしてしまうんだろうと悩むこともありました。
家族からも、
「ちゃんと病院で診てもらった方がいいんじゃない?」
と言われて、脳神経外科でMRIを撮ってもらいましたが、特に問題はありませんでした。
では、なぜ週末になると、頭痛が発生してしまうのでしょうか?
週末になると頭痛が起こるという症状を「週末頭痛」と呼ぶことがあります。
今回は、せっかくの週末を1日損した気分になってしまわないように、週末頭痛の特徴、原因、対処方法についてまとめていきたいと思います。
週末頭痛とは?
平日は、何とも無いのに休日になると頭痛が発生するという人は、実は結構いるようです。
私の場合は、週末にスーパー銭湯や温泉に行って、身体を温めると頭痛が発生することが多い印象です。
平日に仕事などで過度なストレスや緊張状態が続いていると、休日にストレスや緊張から開放されます。
緊張状態が続いていると、筋肉も緊張し、神経も張り詰めています。
この時、血管も収縮して、血圧も上昇傾向にあります。
これが休日になると、筋肉や神経が緊張状態から開放され、血管も拡張し、血圧も下がります。
緩やかに開放されるのであれば、適度なリラックス状態となり、ストレス解消にもなります。
しかし、極度の緊張状態から急激に開放されると、反動で血管が拡張し過ぎてしまい、周りの神経を刺激したり、圧迫したりします。
これが、週末に発生することで「週末頭痛」が発生します。
ちなみに医学的には、週末頭痛という言葉は無いそうです。
週末頭痛の痛み方や特徴とは?
大まかに言うと、血管が拡張することで頭痛が発生し、それが週末に起きるため、週末頭痛となります。
血管が拡張して発生する頭痛は、片頭痛に分類されています。
頭部の片側、または両側で発生し、拍動性の痛み(ズキンズキンと脈打つ感じの痛み)、吐き気を伴うこともあり、目の前がチカチカしたり、まぶしく感じたりする前兆がある場合があります。
また身体を動かすと、痛みが悪化することがあります。
光や音、匂いなどの刺激にも過敏になってしまうことがありますので、部屋を暗くして出来るだけ静かな環境で、横になって安静にすると、数時間から半日程度で治まってきます。
週末頭痛の主な原因は休日のリラックス?
週末頭痛の原因は、血管の拡張による神経への刺激や圧迫によるものとされています。
血管が拡張する要因としては、
・緊張状態から開放され、副交感神経の働きが活発になる
・平日にコーヒーを良く飲んでいて、休日に飲まなくなる
・寝不足や寝過ぎによる生活リズムが変化する
・飲酒によるアルコールの過剰摂取
・急激な運動、入浴などによる体温上昇
などが考えられます。
平日は仕事のストレスなどによる緊張状態で、交感神経の働きが優位になっています。
交感神経の働きによって、血管が収縮してしまいます。
休日に仕事から解放されると、リラックスした状態となり、今度は副交感神経が活発になります。
副交感神経の働きにより、血管が拡張します。
この変化が大きくなり過ぎてしまうと、頭痛に発展してしまう可能性があります。
また、週末に向けて、飲酒や寝不足、寝過ぎなど、普段とは違うリズムの生活は、自立神経の働きを乱してしまうことがあります。
いずれにしても、週末を迎えるに当たって、平日からの急激な変化は、頭痛とってに良くないようですね。
週末頭痛の予防と対処方法
血管の拡張を抑えるのが一番の対処になりますが、週末に頭痛が起きないように予防するのが効果的です。
・平日にストレスを溜めないようにする(それが出来たら苦労しないのですが・・・)
・平日にコーヒーを飲み過ぎない(もしくは休日にもコーヒーを飲む)
・休日も平日と同じように行動する(寝不足や寝過ぎないように普段の生活を心がける)
・週末の飲酒は控える(飲み過ぎないように)
・血管を拡張させる食べ物を控える(チョコレート、チーズ、スナック菓子など)
・血管を収縮させる食べ物を摂る(食べ過ぎると逆に頭痛の原因になる)
まとめ:できるだけ平日と同じ生活リズムを心がけましょう
週末頭痛の正体は、週末に発生する片頭痛です。
血管が拡張することで痛みが発生するため、拡張を抑えるような行動が必要になります。
それでも頭痛が発生してしまう場合は、頭痛薬のお世話になって、部屋を暗めにして、横になって安静にするのがいいでしょう。
平日と休日で、生活のリズムが大きく変わってしまうと、頭痛のリスクが高まります。
出来るだけ、平日と同じように生活することを心がけ、週末に頭痛が起きないように気をつけましょう。