私の場合、頭痛の傾向を調べてみると、片頭痛と緊張性頭痛があるのですが、こんな症状のある方は「群発頭痛」の可能性があるようです。
群発頭痛の症状
脳腫瘍や脳出血などの疾患が無い、一次性頭痛と呼ばれる分類(片頭痛や緊張性頭痛もこの分類になります)の中では、一番痛みの激しい頭痛と言われています。
目の奥からこめかみにかけて、数週間~数ヶ月にかけて断続的に激しい痛みが起きるため、日常生活に支障をきたし、「自殺したくなる頭痛」とも呼ばれています。
群発頭痛の特徴
片頭痛や緊張性頭痛は、女性に多いと言われていますが、群発頭痛は20~40代の男性に多いそうです。
発症の割合は、片頭痛等よりもはるかに低いですが、一度頭痛が発生すると毎日のように続き、痛みが治まるとしばらく発症しないという、雨季と乾季があるようなイメージで激しい痛みが起こります。
また、頭痛に伴って、涙、鼻水、まぶたの腫れがあることも特徴です。
群発頭痛の原因
内頚動脈(目の奥の動脈)が拡張することで痛みが発生すると言われています。
冷え、気圧、飲酒など外的要因で発症することが多いそうですが、ある程度決まった周期、決まった時間等に起きることも多いため、体内時計、自律神経に関係しているとも言われているようです。
群発頭痛の対処方法
日常生活に支障があるレベルの頭痛であるため、早めに専門医に診てもらうのが最善です。
治療方法としては、純酸素吸入や予防薬があるそうです。
・決まった時期に繰り返し起こる
・目の奥からこめかみが激しく痛む
そんな症状のある方は、群発頭痛かもしれませんので早めに医師にご相談を。