頭痛の対処法

正しい姿勢で首痛・肩こりを軽減して頭痛を解消

投稿日:2018年5月12日 更新日:

こんにちは、みつです。

WEB制作会社で仕事をしている関係で、ずっとデスクワークなので姿勢の悪いまま長時間座っていることが多いです。

おかげで首痛、肩こり、頭痛、眼精疲労にいつも悩まされています。
ストレッチしたり、マッサージしたり、湿布を貼ったり、鎮痛薬を飲んだりと、色々試してきました。

姿勢と長時間のデスクワークが原因なのは明白なので、結局根本解決に至っていないのが現状です。

今回は、正しい姿勢を長く維持して、頭痛を軽減する方法をご紹介してみようと思います。

前かがみは首に大きな負担

人間の頭は、身体全体のおよそ8~13%の重さと言われています。
体重60kgの人の場合、6kg前後で13ポンドのボーリングの球と同じくらいになります。

ボーリングの球が首の上に乗っている状態が、我々の頭ということになります。
実際にボーリングの球を手でまっすぐ上に持ち上げると負担は少ないですが、斜め上や横に持つと支えきれなくなりますね。

頭も同じで、首のまっすぐ上にあれば身体への負担は少ないですが、前かがみになり、首の上から外れると身体に負担となってしまいます。



では、姿勢をまっすぐにするだけで良いの?

今現在、猫背、前かがみになりがちな人は、背筋をまっすぐに伸ばし、首の真上に頭が乗るように意識するだけで、ある程度改善するかもしれません。

でも実際には、

・背筋をまっすぐにする
・あごを引く

だけでは、本来正しい姿勢とは言えません。

本来、人間の身体は背骨がS字のカーブになっています。
無理に背筋を伸ばすのは、かえって不自然な姿勢となり、身体に負担となってしまいます。

本来の正しい姿勢は、背骨がS字カーブを描き、身体に負担の無いラクな姿勢を指します。

具体的な正しい姿勢とは

最近の若い方もそうですが、WEB業界にいるとスマホは必携アイテムであり、日々チェックする商売道具でもあります。

スマホを日常的に使っていると、どうしても前かがみになってしまい、長時間使用すると筋肉がその状態で固まってしまいます。

不自然な姿勢でこり固まってしまった身体は、簡単には元に戻りません。
まずは、身体に正しい姿勢を教え込む必要があります。

正しい姿勢は、壁を背にして身体をつけると、

・後頭部
・肩甲骨
・お尻
・ふくらはぎ
・かかと

の5箇所が壁に付いた状態になります。

正しい姿勢の作り方

そのままの状態で身体の側面(耳、肩、中指、くるぶし)が一直線になっているのが正しい姿勢になります。

なかなか自分では確認しづらいですが、毎日少しずつ意識して、この姿勢をチェックすることで、次第に身体が覚えていきます。

正しい姿勢になると、身体の負担が軽減されてくるので、血行や内臓の働きにも良い影響があるという話もあります。

この姿勢を維持するのが苦しかったり、痛みを感じる場合は、腹筋が弱くなっていたり、柔軟性が悪くなっていたりするかもしれません。

無理せず、痛みの無い範囲で少しずつ慣らしていきましょう。

無理せず続けるヒント

最初は正しい姿勢に身体が慣れていないため、続けるのがしんどいと思うこともあります。
実際、私も正しい姿勢を続けるのは結構苦しかったりします。

身体の力を抜いて、ラクにして、とは言いますが、本来は身体に負担の少ないラクな姿勢のハズなのに、身体が慣れていないため負担に感じてしまいます。

負担を心理的に軽減する方法として、舌を上の前歯のウラに付けるというのを試してみて下さい。

心理学的に、人間は舌で何かを舐める行為は心地よさを感じるそうです。

これで正しい姿勢を1日3分程度続けて、1週間から2ヶ月程度で身体が正しい姿勢を覚えて自然と姿勢を保てるようになります。

これで長時間のデスクワークによる頭痛にも悩まされなくなる・・・かもしれませんね。

まとめ

壁を背にして立ち、後頭部、肩甲骨、お尻、ふくらはぎ、かかとの5箇所が付くようにし、身体の側面が一直線になるように保ちます。
これが正しい姿勢になるので、この状態を3分程度続けると、身体が徐々に正しい姿勢を覚えていくので自然と正しい姿勢を保てるようになります。

また、寝ている間にも正しい姿勢を作ることができます。
ストレートネック枕「肩楽ピロー」のように、首の下に敷いて仰向けに寝ることで首を正しい位置に矯正できるようになります。

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