こんにちは、みつです。
みなさんはコーヒーを飲みますか?
私は元々そんなにコーヒーが得意ではなかったのですが、コンピュータ関係の仕事をするようになってから1日に2~3杯程度は、飲むようになりました。
それは、仕事柄デスクワークが多く、残業も比較的多い部類に入る職種であるため、眠気を覚ますために飲むというのが大きな理由でした。
この仕事をするようになって酷くなったものに、頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、などがあります。
特に肩こりと頭痛がひどく、湿布と頭痛薬は手放せなくなっています。
私自身、頭痛に悩まされていますが、特に週末になると激しい頭痛が起きることがあります。
この週末になると発生する激しい頭痛は、どうやらカフェインが関係しているようです。
片頭痛に悩まされている方の中には、コーヒーに含まれているカフェインが良いという話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
私個人的には、眠気覚ましのために飲むことが多かったので、あまり頭痛に対する効果は実感していませんでした。
果たして、本当にカフェインは頭痛に良いのでしょうか?
今回は、コーヒー、カフェインの効果などについて懸賞してみたいと思います。
まずはカフェインの効果から確認
昔からコーヒーには、覚醒作用が知られていますね。
冒頭でも、私は眠気を覚ますためにコーヒーを飲んでいたことをお話しました。
コーヒーには、覚醒作用以外にも様々な効果が知られています。
まずはカフェインの効果についてご紹介します。
覚醒作用
カフェインの効果として最もポピュラーな作用が、この覚醒作用です。
眠気を引き起こす原因物質として、アデノシンというものがあります。
カフェインは、このアデノシンと結びつくことでその働きを抑えるため、眠気を抑える効果があります。
利尿作用
カフェインは交感神経に作用することで血管収縮を促します。
そのため血圧が上昇し、腎臓の働きが活発になり、排尿の量や回数が増えるということになります。
解熱鎮痛作用
カフェインの効果には、解熱鎮痛作用もあります。
これは、カフェインが交感神経に働きかけることで興奮・緊張状態になり、痛みを感じにくくなります。
強心作用
カフェインのあまり知られていない効果のひとつとして、強心作用があります。
これは、カフェインが中枢神経に働きかけ、心臓の働きを活発にしてくれます。
この作用によって血圧が上昇したり、心拍数が上がるため、ドキドキした感じになります。
コーヒーは本当に片頭痛に効くの?
日本頭痛学会では、片頭痛持ちの人は、片頭痛の無い人に比べて、コーヒー(カフェイン)の摂取が多いという調査結果が報告されています。
これは必ずしもコーヒーに含まれるカフェインが片頭痛に効果があるとは言えないことを表しています。
では逆に、カフェインが片頭痛の原因になっているかと言うと、そうとも言い切れない複雑な要因が絡んでくるようです。
一般的には、コーヒー、カフェインを摂取することで片頭痛を軽減できる可能性は充分に期待できます。
ただし、カフェインの摂り過ぎは、逆に頭痛を誘発してしまうことがあるのです。
このことが、カフェインが片頭痛に効く、効かないの論争になる原因となっているかもしれませんね。
コーヒーが片頭痛に効く理由
コーヒーに含まれるカフェインには、利尿作用、覚醒作用の他に、血管の拡張を抑える働きがあります。
市販の鎮痛薬の成分にも「無水カフェイン」というものが含まれている場合があります。
このカフェインの効果によって、拡張し過ぎた血管を収縮させ、片頭痛の痛みを和らげる効果が期待できます。
また、覚醒作用によって、頭の重たい感じをすっきりさせる効果もあるようです。
ただし、常習的にコーヒーやカフェインを多量に摂取し続けていると、逆に頭痛を誘発してしまう場合があるので、カフェインの摂り方には気をつける必要があります。
片頭痛の場合については、カフェインの効果が期待できますが、緊張型頭痛の場合は逆効果になってしまいますので、片頭痛か緊張型頭痛か見極める必要もあります。
片頭痛に効果的なコーヒーの摂取には、ちょっとだけ気をつけなければいけないことがあります。
片頭痛に効果的なコーヒーの飲み方
成人が摂取しても安全なカフェインの摂取量は、1回あたり3.0mg/kg、1日あたり5.7mg/kg と言われています。
体重1kgあたりで摂取しても安全な量なので、体重が70kgの人であれば、1回の摂取で210mg、1日あたり399mgとなります。
コーヒーカップ(150ml)に換算するとおよそ2.7杯です。
それ以上飲んでいる人は、カフェインの過剰摂取になっている可能性があります。
コーヒーは片頭痛が発生してから飲むのではなく、予防のひとつとして適度に摂取するのが良いようです。
コーヒーが頭痛に効かないと言われる理由
片頭痛にはコーヒーが良いと言われていますが、その一方で効果が無いという声もあります。
効果が無いと言われている理由の一つには、カフェインの取り過ぎが考えられています。
カフェインを摂り過ぎてしまうとどうなるのでしょうか?
カフェイン摂取による副作用、不眠、不安、不整脈などの症状が出る場合があります。
また、カフェインを摂取し過ぎていると、カフェインを摂らなかった時にカフェイン離脱症状が現れる場合があります。
これは、カフェインを摂取した状態から、カフェインが身体から抜けた状態になった時に、反動で血管が拡張され頭痛を誘発してしまうという症状を引き起こしてしまいます。
カフェインを取り過ぎている人は、カフェイン離脱症状にならないように、徐々に減らしていきましょう。
まとめ
コーヒーに含まれるカフェインには血管を収縮させる作用があります。
そのため片頭痛の原因となっている血管の拡張を抑えることで神経への刺激や炎症を抑え、頭痛の痛みを軽減させると言われています。
しかし、個人差もあるので、必ずしも効果があるとは言い切れません。
また、普段のコーヒー(カフェイン)の摂取量にも影響してきます。
カフェインの離脱症状として頭痛を誘発する場合もあります。
いずれにしてもカフェインの過剰摂取は、控えましょう!!
最近のニュースで、カフェインの過剰摂取による死亡事故も伝えられています。
普段、コーヒーをたくさん飲む方は、1日3杯までに控えるように、徐々に減らしていきましょう。