こんにちは、頭痛解消ラボのみつです。
私は男性なのですが、片頭痛があります。
一般的に片頭痛は女性に多いと言われており、ホルモンバランスが原因とも言われています。
そんな話を聞くと、果たして自分は本当に片頭痛なのだろうか?
と疑問に思うこともあったりします。
片頭痛は、男女比では、1:4の割合で女性が多いそうです。
では、なぜ片頭痛は女性の方が多いのか、探っていきたいと思います。
片頭痛に女性が多い理由
10歳くらいまでは男女ともに片頭痛の発生は同じくらいなのですが、思春期を迎える頃から女性はホルモン環境が大きく変化していくため、片頭痛が起こりやすくなっていくようです。
女性の場合は月経等によりホルモンバランスが変化するため、月経前後に片頭痛が起こりやすくなっています。
また、ホルモンバランスの変化がピークを迎える、30~40代の女性がもっとも片頭痛に悩まされていると思われます。
片頭痛は加齢とともに治まる?
一説によると、片頭痛は加齢と共に治まっていくと言われています。
これは、片頭痛が治ったのではなく、加齢によって血管が硬くなり、拡張しにくくなっているためと言われています。
つまり、片頭痛の原因となる脳への刺激は同じでも血管が拡張しにくくなるため、痛みが起こりにくくなっているということになります。
脳への刺激は変わっていないので、頭痛とは別のところで症状(めまい、吐き気など)が出ているかもしれません。
片頭痛の特徴
片頭痛と表現されているように、頭の片側で起こる頭痛のことを指しています。
医療機関向けサイトや日本頭痛学会などでは、片側で起きる場合と、両側で起きる場合があると指摘しています。
実際、私も片側で起きることもあれば、両側で起きる時もあります。
「ズキンズキン」と脈を打つように痛みが続くのが、片頭痛の痛み方の特徴です。
また、目の前が「チカチカ」と光って見えたり、フラッシュのような光が現れたりする前兆が起きることもあります。
片頭痛の原因
片頭痛の主な原因は、血管の拡張によって引き起きると考えられています。
なぜ血管の拡張によって頭痛が発生するのか、そのメカニズムははっきりと解明されてはいませんが、血管が拡張する要因は、いくつか挙げられています。
1. 極度の緊張やストレス
2. 飲酒、血管を拡張させる食べ物
3. 急激な運動や入浴など、身体を温める
4. カフェインの過剰摂取
5. 寝不足、寝過ぎ等の不規則な生活
片頭痛の予防方法
片頭痛の予防方法としては、原因に挙げられている、血管を拡張させる行為をしないことに尽きます。
それでも、月に2回以上片頭痛が発生する場合は、専門医に診てもらうと良いかもしれません。
片頭痛の予防薬として、カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬、抗うつ薬、などが処方されることもありますが、「塩酸ロメリジン」という予防薬が保険適用となっています。
片頭痛の対処方法
前兆が合った場合は、早めに頭痛薬を用意して安静にしておくことが一番です。
片頭痛が発生すると、光や音、匂いなどの刺激に過敏になることがあります。
また、片頭痛は身体を動かすと悪化する場合があるので、できるだけ、明かりを落として、静かなところで、横になって安静にすると良いでしょう。
それでも片頭痛が続くようであれば、やはり専門医に相談するのが一番です。
急性期治療として、トリプタン製剤などで治療する方法も確立されていますので、片頭痛が続いて辛い方は一度専門のお医者さんに相談してみましょう。
まとめ
女性の場合は、思春期を迎える頃からホルモン環境が大きく変化するため、片頭痛が起こりやすくなります。
30~40代でピークを迎え、加齢と共に徐々に痛みが起こりにくくなっていく傾向にあります。
私の頭痛の症状は、週末に寝過ぎてしまったり、温泉などで身体が温まったりすると発生することが多いようです。
特徴としては、主に頭の両側でズキンズキンを脈打つような痛みになります。
最近、少なくなりましたが吐き気を伴うこともあります。
私の場合は、ホルモンバランスではなく、生活環境によるものだと思われます。
片頭痛の症状は色々なパターンがあるのですが、私の頭痛は「前兆の無い両側で発生する片頭痛」であるようです。
片頭痛は、対処方法を間違うと将来的に「脳過敏症候群」となってしまい、頭痛以外にも様々な症状を引き起こす可能性があります。
片頭痛は、頭痛薬を飲めば大丈夫、とは考えずにきちんと専門医に相談して正しい解消方法を行っていきましょう。