こんにちは、みつです。
頭痛のことを色々調べていると、次から次へと新しい発見があります。
自分に当てはまりそうな頭痛の種類や症状、片頭痛や緊張型頭痛の解消方法など、まだまだ書き切れないことがたくさん出てきます。
私の頭痛パターンのひとつに温泉・スーパー銭湯で、入浴した後に片頭痛が発生するというものがあります。
お風呂に入って身体を温めると、血管が拡張して頭痛になるという感じです。
入浴時、入浴後に発生する頭痛には、「入浴関連頭痛」というものがあり、場合によっては危険な病気が隠れていることもあります。
私も入浴後に頭痛になることが多かったので、心配で調べてみました。
今回は、入浴関連頭痛の特徴や対処方法についてご紹介致します。
入浴関連頭痛の特徴
「入浴関連頭痛で発症した雷鳴頭痛発作」という文献およびいくつかのサイトからの情報をまとめると、
1. 入浴後、即時発症し、1~10分以内に痛みのピークを迎える
2. 発症後、数10分~数時間で自然に治まる
3. 嘔吐などを伴うこともある
4. 数週間継続して発生する
5. 可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)に症状が似ている
という特徴があるそうです。
瞬間的に発症する頭痛は雷鳴頭痛と呼ばれ、片頭痛などの慢性頭痛とは別物と分類されています。
入浴関連頭痛の原因
いくつか報告されている症例では、脳のMRIなど検査しても異常が見られないそうです。
現時点では、入浴またはシャワーなどの刺激によって自律神経の反射が起因と考えられています。
また、検査によって「頭蓋内動脈狭窄症」という別の病気が発見された例もあります。
入浴関連頭痛の対処方法
現時点では、鎮痛薬で改善した例、しなかった例、いずれも存在し、使用する薬もいくつか挙げられていますが、症例によって、効果があったり無かったりとなっています。
良性の頭痛とされており、数時間で自然に回復するため薬の効果がはっきりと確認できていないのかもしれませんね。
今のところ、対処方法としては、入浴関連頭痛の疑いがあったら専門医の診察を受けるのが一番の対処方法かと思います。
まとめ
入浴関連頭痛は、入浴またはシャワー時に瞬間的に発生する雷鳴頭痛で、数分~10分ほどで頭痛のピークを迎えます。
数週間程度繰り返し発症し、自然に回復するようです。
このような症状は稀のようですが、入浴関連頭痛の疑いがある場合は、専門医に相談するのが今のところは最善のようです。
私の場合、週末に温泉やスーパー銭湯で入浴した後で頭痛が発生することが多かったので、気になっていましたが、専門医にかかってMRIを撮ってもらいましたが、まったく問題ありませんでした。
ただし、瞬間的な雷鳴頭痛のようなものではなく、徐々に痛みが出てくる感じでした。
吐き気を伴うこともありましたが、現在は痛みが出ないように色々な対処方法を試しています。
GW中に、入浴後の頭痛予防について記事を書いていますので、「GW前半の頭痛さんは大人しくしてくれました」もご覧下さい。