1月下旬ころに風邪をひいて以来、いまだに咳が続いています。
呼吸器内科の専門外来を受けて、病院から処方された薬を飲み続けていますが、そんな状態でも頭痛は襲ってきます。
薬の飲み合わせによっては、効き目が強くなり過ぎたり、効きにくくなってしまったりということが起こります。
今飲んでいる薬は、アレルギーの症状を抑えるもの、痰を出しやすくして気管支を修復するものを処方してもらっています。
他にも、咳止めの頓服、吸入器も使っています。
そんな状態で、頭痛薬を使いたい場面が来た場合、どの薬を使えばよいのでしょうか?
お医者さんと薬剤師さんに確認したところ、成分が単一のものであれば、問題ないということでした。
そこで、今回は市販の頭痛薬で、成分が単一のものを探してみようと思います。
市販の頭痛薬を探す
とりあえず単一成分で表記されている頭痛薬をいくつかピックアップしてみたいと思います。
【リングルアイビー200】
こちらは、液体カプセルになっています。錠剤タイプもあるので、使いやすいものを選択できます。
主成分は、イブプロフェン200mgとなっています。
200は、1日2回となっていますが、α200の方は、1日3回まで使用できます。
【イブメルト】
EVEシリーズの新製品です。水なしで飲めるレモンライム味。
主成分は、イブプロフェン200mgとなっています。
水なしでも飲める口腔内崩壊錠なので、錠剤が苦手な方でも普段使いで急な頭痛にも対応できます。
【ロキソニンS】
もはや頭痛薬の定番になりつつありますが、ドラッグストアでも薬剤師が居ないと買えない、第1類医薬品です。
主成分は、ロキソプロフェンナトリウム水和物68.1mgとなっています。
病院で処方されるロキソニンは、ムコスタ錠とセットになることが多いですが、こちらは添加物として胃にやさしい成分が含まれていますので、安心して使えます。
【バファリンEX】
ロキソニンSと同じ主成分になっている(第1類医薬品である)ため、バファリンシリーズでは最上位クラスになります。
主成分の量もロキソニンSと同じ、ロキソプロフェンナトリウム水和物68.1mgとなっています。
胃粘膜保護成分が先に溶けてブロックするという処方で、ロキソニンSとは差別化されています。
【ナロンメディカル】
ナロンシリーズのひとつで、15種類の痛みに速く効くと謳われています。
主成分は、イブプロフェン200mgとなっています。
1日3回まで使えるので、つらい痛みが長く続く場合には重宝します。
【ノーシンエフ200】
ノーシンシリーズで、カプセルタイプになっています。
主成分は、イブプロフェン200mgとなっています。
カプセルの中に液状のイブプロフェンが入っているので速く効きます。
【タイレノールA】
空腹時でも服用できるのが売りです。
主成分は、アセトアミノフェン300mgとなっています。
私自身は、あまりお目にかかったことの無い商品ですが、ジョンソン・アンド・ジョンソンから発売されているそうです。
まとめ
単一成分の場合、比較的分量が多く、1日の回数制限や時間の間隔を空けて使用するなど、用法・用量がしっかりと示されています。
用法・用量を守って正しく使いましょう!
薬物乱用頭痛の場合は、頭痛薬の使用を控えるのが一番ですが、どうしても必要な場合は、こういった単一成分のものを選択することで、頭痛薬の乱用を抑えることができます。
また、他の薬を使用しているときには、できるだけ成分の種類が少ない方が、飲み合わせが重なりにくいのですが、医師にきちんと相談するのが間違いありません。